タマネギペースト

北海道
BRCオニオン
BRCオニオンとは、バイオラショナルコントロールという独自の特許製法で加工されたタマネギのこと。抗酸化作用の強い機能性成分「ジプロピル トリスルフィド(DPTS)」が豊富に含まれています。抗酸化作用のほか、血流改善・肝機能改善効果などが報告。健康食品や調味料の原料として活用されています。
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記憶の引き出し「脳海馬」を酸化による錆びつきから守って認知症を遠ざける

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記憶障害改善に役立つタマネギの有効成分が脳まで届くことが証明された

高齢化が進む日本で増えているのが認知症。記憶障害のほか、誤嚥性肺炎を引き起こす一因となっています。認知症の予防・改善に役立つ食品として注目を集めているのが、北海道産の厳選タマネギ「もみじ系」から生成される成分。産学で研究・開発され、「ジプロピル トリスルフィド(DPTS)」の凝縮に成功しました。

タマネギの特徴的な香りの正体は硫化アリル。血液をサラサラにして動脈硬化を予防する働きや、疲労回復を助ける働きがあることが報告されています。このにおい成分は、タマネギにもともと含まれているわけではありません。大きく傷がついたときに、タマネギの成分である含硫アミノ酸が酵素の働きを受けて生成されていきます。包丁などでタマネギを切ると涙が出るのは、におい成分の中でも刺激が強いアリシン様物質ができるためです。ダイス状にカットしたり、ペースト状に加工したりしたタマネギをある一定の温度帯で加熱すると、酵素の働きが活性化してアリシン様物質はさらに増加していきます。アリシン様物質が十分に増えた後、特定の温度で加熱すると酵素反応は止まり、熱反応によってDPTSが生成されていきます。

こうした一連の製法には、製法特許(特許第 3725079 号「ネギ属植物処理物」)が認められました。「BRC製法」と呼ばれています。添加物などをいっさい使用することなくDPTSを増加させることができる画期的な製法で、BRC製法によって加工したダイスカットタマネギやペーストは、従来の加工法によるものと比較して15倍ものDPTSが含まれていることがわかっています。

認知症の原因の一つとして、記憶を司る脳の海馬部分の酸化が挙げられます。海馬の酸化による錆びつきは、加齢のほか、ストレスや生活習慣によるところが大きく、予防・改善できるといわれています。海馬の酸化を抑えるには、「血液脳関門」という脳の関所的な役割を果たす器官を通過する抗酸化成分の摂取が有効であると考えられます。抗酸化成分DPTSには、海馬の酸化を抑制する作用があると確認されました。

遺伝的に脳海馬の酸化が進みやすい老化促進マウスに対して、あらかじめDPTSを摂取させた場合、摂取しなかった群では脳海馬部分の酸化が進み記憶障害が生じます。一方、DPTS摂取群では記憶障害は生じず、海馬部分の酸化も大きく抑えられました。この結果は、DPTSが血液脳関門を通過して海馬部分で作用したことを示唆しています。

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BRCオニオンは、通常の調理加工を施したタマネギではほとんど摂取することができないDPTSを選択的に増加させています。超高齢社会を迎える現在の日本では、イキイキとした生活を送るためのサポートとなることが期待されます。

北海道の「地」と「知」の恵み!ドレッシングや健康食品が誕生

BRCオニオンは現在、ふだんの食事で体調を整えることを目的としたタマネギドレッシングなどに採用されています。そのほか、硫化アリルを含む「ギョウジャニンニク」、アントシアニンというポリフェノールをブルーベリーの2倍以上含む「アロニア」など、北海道素材をBRCオニオンに加えた健康食品も製品化されています。人間を対象にした試験では、血管年齢の低下やダイエット効果、肝機能の改善効果が報告されました。北海道の自然の恵みを、健康の維持・増進にお役立てください。

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