純炭粉末

老化を進める毒素を吸着して排出する純炭粉末

最近、糖化反応の末にできる「AGE」に注目が集まっています。AGEは日本語で「終末糖化産物」と呼ばれる老化物質です。例えば、肌で糖化が進めばシミ・シワ、たるみの原因となります。血管や臓器も同様で、糖化ストレスを受けると本来の働きができなくなってしまいます。

AGEは食後高血糖が主因となって体内に蓄積されていきます。近年の研究では、食事に含まれるAGEも一因となることがわかってきました。食品由来のAGEは、体内で作られるAGEと相互に働き、老化を進めていたのです。

出すことに特化した日本で最も清い炭 純炭粉末100％の粒食品

金沢医科大学発のベンチャー企業の研究をもとに開発された純炭粉末には、食事に含まれるAGEを吸着して体外に排出する働きがあります。炭が私たちの暮らしや健康に役立つことは知られてきました。日本の清い炭・純炭粉末は、従来の炭の働きを凌駕しています。純炭粉末の表面は滑らかで、「官能基」と呼ばれるセンサーのようなものが存在し、体に有害な物質だけを選択的に取り除いてくれるからです。

食品由来のAGEを吸着する薬の一つとして、「クレメジン」という腎不全の治療薬が挙げられます。クレメジンと純炭粉末のAGEの吸着活性を比較した試験では、クレメジンが13.8％なのに対し、純炭粉末の吸着力は97.6％という結果が得られています。純炭粉末は、インドキシル硫酸という尿毒素の前駆物質であるインドールを吸着する性質も持っています。保存料や発色剤などの食品添加物も同様です。腸から毒素を排出した結果、腸内環境が改善したという試験結果まで報告されています。

動脈硬化の指標となるアルブミン酸化度が一ヵ月で改善した

毒出し効果に優れる純炭粉末は、腎臓病の専門医からも注目されています。熊本市の中央仁クリニックで行われた試験をご紹介しましょう。試験は、血液透析を受けている患者さん12人（男性10人、女性2人、60～70歳代）を対象に行われました。1粒あたり180㍉㌘の純炭粉末が詰められたカプセルを10時と15時にそれぞれ3粒ずつ、1日計6粒飲んでもらうという内容です。試験期間は1ヵ月。血液透析前のアルブミン酸化度が測定されました。

血液中に最も多く含まれるたんぱく質であるアルブミンは、血管をしなやかにする「還元型アルブミン」と血管を硬くする「酸化型アルブミン」に分けられます。アルブミン酸化度は、アルブミン全体に対する酸化型アルブミンの存在比率を指します。動脈硬化の指標の一つとしても知られています。健康な人のアルブミン酸化度は通常、30％未満。それに対し、血液透析を受ける前の患者さんは60～80％です。透析後は少し下がるものの、健康な人に比べるとかなり高いことがわかります。

結果を見ると、12中11人のアルブミン酸化度が改善していました。平均値は65.9％から49.1％に下がり、有意差も認められています。有意差とは統計的に意味のある違いのこと。純炭粉末を飲んだ結果、アルブミン酸化度が下がった可能性を強く示しています。アルブミン酸化度の改善は、とても大きな意味を持ちます。血液透析前のアルブミン酸化度が60％未満の人たちの心血管疾患発生率を1.0倍としたとき、アルブミン酸化度が60％以上の人たちの発生率は5.0倍に高まるという報告があるからです。

ラジウムの里に還元型アルブミンを増やす鉱石がありました

腎機能の状態を示すクレアチニン値も改善した

国立病院機構災害医療センター腎臓内科医長の守尾一昭医師も、純炭粉末の試験を行っています。慢性腎臓病の患者さん3人（男性2人、女性1人、40～50歳代）に純炭粉末のカプセルを1日6～8粒、食間に3ヵ月間飲んでもらった結果、一人の男性のクレアチニン値は2.8mgから2.2mg、もう一人の男性は3.0mgから2.8mg、女性は3.1mgから2.9mgに改善していたそうです。

クレアチニン値は腎機能の状態を示しています。守尾医師は、純炭粉末で腎機能の悪化を緩やかにできる可能性があると評価しています。

純炭粉末はクレメジンと同様、高血圧や高尿酸血症など薬の成分を吸着する心配があります。服薬中の人は、薬を飲む前後のいずれか1～2時間空けて純炭粉末を飲むといいでしょう。