古くからの伝統はもちろん地域住民のもてなしの心に感動しました!また鹿児島に帰ってきたいと思います

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こんにちは。はじめに自己紹介させてください。私の名前はフィニーです。大学3年生で、建築の勉強をしています。私は、昨年の4月から今年の2月まで鹿児島で暮らしていました。交換留学生として1年間、鹿児島大学で学ぶ機会に恵まれたんです。

鹿児島に来る前から、私はテレビやインターネットを通して日本にふれる機会がありました。世界で最も正確な時間で走る電車のこと、革新を続けながらも大切な伝統文化を守りつづけていること、美しいお城や寺院があることなど、日本の素晴らしいところをいくつも見てきました。

鹿児島に行く直前、友人の一人が『秒速5センチメートル』というアニメを勧めてくれました。鹿児島が舞台になっていることを教えてくれたんです。アニメを見た後、私は驚きました。目に入ってくるのは海辺と広い草原だけ。ほかにはなにもありません。そのため、1年過ごす鹿児島という地に対する期待はあまり高くありませんでした。

ところが、実際に鹿児島に来た瞬間、日本の地方都市、あるいは田舎といわれるこの街での暮らしがすぐに好きになりました。すべてが私の想像を超えるものでした。文化、食事、自然、そして何より、鹿児島の人々――。私が大好きな鹿児島をご紹介します。

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食事――特においしかったもの

寿司、お好み焼き、たこ焼き、なべ、そば、うどんなど、私は日本食が好きです。これらはとてもおいしいし、ヘルシーです(私はヘルシーだと思っています...)。鹿児島にはおいしい食べ物がいたるところにあるので、何を食べればいいか選ぶのは簡単です。私のようにいくつかの原料が入った食事を食べられない人でも、それほど困ることはありません。鹿児島市にはたくさんの料理がありますから。

伝統――ユニークで素晴らしい鹿児島の伝統

茶道、華道、書道、折り紙など、日本は今日まで多くの素晴らしい伝統や文化を守りつづけているということは、よく知られています。武術や俳句などもありますし、葬式のルールも日本ならではかもしれません。私に日本の文化を教えてくれる多くの慣習は少なくありませんでした。

季節のお祭りもあります。私は夏の花火大会と、たくさんの人が路上に出てみんなで踊るおはら祭が好きです。日本に来る機会があれば、是非ともあなたにも体験してほしいと思います。これらのお祭りはおすすめです。

四季――異なる4つの季節

日本における四季のある暮らしは、私にとって初めての経験でした。あなたもご存じのとおり、私が生まれ育ったインドネシアには雨季と乾季しかありません。4月に日本に来たとき、私は甲突川沿いの満会のサクラに迎えられました。たくさんの人がサクラの花を観賞していました。日本では"花見"と呼ばれています。夏は花火大会がありました。照国神社の六月も覚えています。秋には霧島で、きれいな紅葉を見ました。冬は雪が降りました。聞くところによると、鹿児島でたくさんの雪が降ったのは40年ぶりだったそうです。すべてが初めての体験で、すべてがスペシャルなものでした。私は鹿児島の四季を楽しむことができました。

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礼儀正しく親切――鹿児島市の皆さんの心意気

鹿児島に来たとき、礼儀正しく親切な人々に感動しました。鹿児島のみんな友好的です。街で会ったら、あいさつをよくします。日本人はもちろんのこと、私のような外国人に対しても同じです。日本に来たばかりで日本語を話せない人の助けとなります。私は彼らの親切に心から感謝しています。

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ライフスタイル――鹿児島市での穏やかな暮らし

東京や京都、福岡などの大都市と比べると、鹿児島は小さな都市です。この街での暮らしを退屈に思う人もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。私は鹿児島市での暮らしに安らぎを感じていました。鹿児島の生活様式のすべてが素晴らしいと感じています。わずか1年の暮らしでしたが、またここに戻ってきたいと思っています。鹿児島で経験したいことは、まだまだたくさんあるからです。

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