鹿児島の魅力発掘ツアーvol.4 和服で参拝、ぶらり霧島神宮。世界から霧島へ
着物は私たちにとって初めての体験で、とてもいい思い出になりました。ここは霧島神宮です。霧島市観光協会が企画した「和服で参拝、ぶらり霧島神宮。」に参加しました。着物を着て、境内を自由に歩くことができます。
着物体験は、着物選びから始まります。たくさんの色や柄から、あなたの好きな着物を選べます。鹿児島県特産の大島紬の着物もあります。大島紬は、日本が誇る最高の絹織物です。大島紬は、日本女性の永遠の憧れといわれてきました。ここでは、日本の美や伝統にふれることができます。
参加したムスリムの友人は、ヒジャブに合わせて着物と帯を選びました。初めての和服に戸惑いながらも、スタッフが手際よく着物を着せてくれます。着物を綺麗に着こなすには、タオルを巻いたり、帯で体を強く締めつけられたり、少しの苦労があります。ただ、実際に着物を着てみると、気持ちが引き締まり、姿勢がよくなったことに気づきます。
(大きい荷物は、更衣室に保管されます。財布やスマホは、参加者にプレゼントされる霧島神宮オリジナルの巾着に入れて持ち歩くことが可能です)
着物を着た奥さんを見たバングラデシュ出身のご主人は「Kawaii!!!」と大絶賛。下駄を履いて、私たちは霧島神宮本殿まで歩きはじめました。
参拝の作法を、簡単に紹介します。鳥居をくぐる前に、まず一礼します。その後は参道の中央ではなく、左側を歩きます。「てみずや」という場所に着いたら、手を洗って口をゆすぎます。ここには水がためてあり、ひしゃくというコップのようなものが用意されています。このとき、ひしゃくに口をつけてはいけません。
さらに進んでいくと、本殿が見えてきます。ここで私たちは記念撮影をしました。
私たちは、ムスリムが日本の神様に手を合わせることができないことを理解していますし、それを強いることもありません。互いの慣習や文化を尊重して、理解していくことが大切だと考えています。
霧島神宮では楽しく着物を選んで、自然豊かな境内を歩いてみてください。日本の美や伝統を感じることができるはずです。
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