鹿児島の魅力発掘ツアーvol.3 食前酢で乾杯!黒酢レストラン桷志田の地産地消

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私たちがランチタイムに立ち寄った、霧島市福山町の黒酢レストラン桷志田(かくいだ)を紹介します。桷志田では、自社農園の新鮮な野菜が食材として使われています。そのほか、すべての料理に自社製の黒酢が取り入れられているため、おいしくてヘルシー、かつ安全・安心です。鹿児島県内外のお客さんで、連日にぎわっています。

入り口に入ると、マスコットキャラクターのつぼちゃんが私たちを迎えてくれました。大きな黒い壺にカワイイ目、つぼちゃんは子どもたちからも人気です。桷志田に来たときは、つぼちゃんと写真を撮ることをおすすめします。

桷志田には英語を話せるスタッフがいるため、海外からのお客さんも増えています。この日、私たちが出会ったのは中国出身のチェンさん。英語と日本語で、黒酢について説明してくれました。

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私たちは、かめ壺畑を見学しました。かめ壺とは、黒酢を醸造している壺のことです。一面に広がる壺は、鹿児島特産の特注信楽焼きで作られています。あなたは、ここにいくつの壺があると思いますか?なんと、2万個の壺があるそうです。

かめ壺でていねいに作られる黒酢には、必須アミノ酸を含むアミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。黒酢の味や成分は、熟成期間で変わります。桷志田では3年熟成、5年熟成、7年熟成、10年熟成という4つの黒酢を試飲することができます。色や味がどう変わっていくかーー。桷志田に行って、是非とも確かめてください。

12178986_1478013289174832_478285721_n.jpg2階のレストランでは、ノンアルコール・ノンポークの料理が食べられます。野菜と魚が中心です。肉やアルコールを使った調理器具は使わず、ムスリムに料理が提供されました。写真つきの英語メニューも、うれしいサービスといえるでしょう。

この日のメインは、2種類の魚料理、カレーライスから選ぶことができました。

メインを選んだ私たちは、食前酢(フルーツビネガーのブドウ酢水割り)で乾杯しました。日本食を楽しみたいという人には魚がおすすめ。この日の魚はタイでした。レストランの近くにある福山港でとれたものです。日本ならではのカレーも好評でした。先ほどご紹介したとおり、すべての料理に黒酢が入っています。お値段は約1500円と、とてもお得です。

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料理にうま味をもたらすほか、黒酢には体内で過剰に増えた活性酸素を分解する働きがあります。活性酸素は、老化を引き起こす元凶です。抗酸化物質を含む黒酢は、美容・健康が気になる人に最適です。最近では、肥満を退けるダイエット効果も明らかになってきました。

桷志田にはムスリムのために礼拝室も用意されています。個室で区切られているため、ほかのお客さんから中を見られることはありません。現在、お清めのための洗い場はありませんが、皆さんが利用しやすいように改良していくと、担当者は話しています。

なお、1階の販売店には黒酢商品のおみやげが揃っています。試飲もできます。私たちのおすすめは、生の果実を黒酢につけこんで作るフルーツ黒酢。リンゴやパッションフルーツ、ブルーベリーなど、いくつものフレーバーがあります。水やソーダ水で割って飲むといいでしょう。なお、黒酢を使った数々の製品は通信販売で取り寄せることもできます。

健康で美しく、楽しくおいしく――霧島市福山町の黒酢をお試しください。

vol.4はこちら

黒酢レストラン「黒酢本舗 桷志田」(鹿児島初のムスリム対応レストラン)

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