砂糖不使用、美肌促進の美スイーツ!簡単に作れる"ゴールドキウイのジェラート"
果物の甘みスイーツ研究家・管理栄養士の河合さほりです。今回は、ゴールドキウイを使ったジェラートのレシピをご紹介します。最近スーパーでもよく見かけるようになってきた、旬の果物ですね!
砂糖はいっさい使わず、乳製品・卵不使用の植物性100%の材料でつくるのが「美スイーツ」。スイーツは食べたいけど、肌荒れや胃もたれはしたくない。食べた後の罪悪感に振り回されたくない。体に優しくて栄養も摂れるスイーツを選びたい。そんなあなたにおすすめです。
<ゴールドキウイの栄養学メモ>
●ビタミンC
ゴールドキウイには、ビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれており、健康・美容にも適した果物です。
ゴールドキウイ特に多く含まれているのがビタミンC。たった1個で、1日に必要なビタミンCを摂ることができます。ビタミンCは、肌にハリを与えるコラーゲンの生成や、紫外線によって作られるシミを防ぐためにも必要。美肌の促進のためにも欠かせません。また、体がストレスに抵抗するホルモンを作るときにも、ビタミンCは消費されます。ストレスがたまっていると感じる方は、積極的に摂取することをおすすめします。
●ビタミンE
ゴールドキウイには、ビタミンEも多く含まれています。ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、アンチエイジングにも役立ちます。また、血液の凝固を抑えて血行を促進させるので、冷えや肩こりを感じている方にもおすすめです。
ビタミンEの抗酸化作用は、ビタミンCといっしょに摂ることで効果が高まります。そのため、どちらも多く含まれているゴールドキウイは、美肌促進のためにもとても適した果物なのです。
<レシピ>
「ゴールドキウイのジェラート」
(材料1人分)
ジェラート部分
・ゴールドキウイ 皮をむいて150g(約2個分)
・豆乳(成分無調整タイプ) 50g
・甘酒(濃縮タイプ) 50g
キウイソース
・ゴールドキウイ 1/2個
トッピング
セルフィーユ
(作り方)
①皮をむいたゴールドキウイを小さめの1口大に切り、ラップで包みしっかり固まるまで冷凍しておく
②ソースを作っておく。キウイソース用のゴールドキウイの皮をむき、おろし器ですりおろす。少しあらめくらいがちょうどよい
③フードプロセッサーに、冷凍したゴールドキウイを入れ、大きな塊が消えるまで軽く混ぜる
④豆乳、甘酒も加えて滑らかになるまで混ぜ、器に盛りつける(溶けやすいため、混ぜすぎ注意。盛りつける時点で溶けきた場合は、盛りつけ後に器ごと冷凍して食べる直前に軽く混ぜるとよい)
⑤②のキウイソースをかけて、セルフィーユを飾る
(ポイント)
・冷凍したキウイをフードプロセッサーにかける時は、塊をほぐしてから入れてください。また、固すぎて混ぜられない場合は無理に混ぜず少し解凍してください。
・甘酒は、パッケージに「水で薄めて作る」と書いてある、ペースト状のタイプを使います。
また、酒粕が原料のものではなく、米と米麹(食塩が入る場合もあります)が原料のものを使います。砂糖がはいっていないものかを確認しましょう。
・豆乳は、砂糖や油などが加えられ飲みやすくした調整タイプと、何も加えられていない成分無調整タイプの2種類が売られています。パッケージをよく見て、成分無調整タイプのものを選びましょう。
メーカーによっても味や飲みやすさが少しずつ異なるので、自分のお気に入りのメーカーを見つけるとおすすめです。美味しいものだと豆乳の甘みをほのかに感じられます。
・ジェラートの甘みを足したい時には甘酒を、滑らかさを出したい時には豆乳を好みで増やして調整できます。
今回のジェラートは、火やオーブンも使わず簡単に作れるので、暑い日にもぴったりです。
旬の果物を使い、植物性100%、白砂糖不使用の体に優しい美スイーツで、心も体も喜ぶスイーツライフをお楽しみください。
ライター/果物の甘みスイーツ研究家・管理栄養士 河合さほり
果物の甘みを活かした、白砂糖不使用、植物性100%の、心も体も喜ぶスイーツのレシピ提供、商品開発、教室などで活動。
ブログ:http://ameblo.jp/shokude-bihada-happy/
Twitter:http://www.twitter.com/horinkopink
Instagram:https://www.instagram.com/sahori_kudamonono_amami_sweets/